トウカイトリック

  • ◎:単勝1点張り。新規開業厩舎への転厩で馬が一層良くなり、意欲的に且つ力強く坂路を駆け上がる様は、負けて悔い無しと腹を括らせるだけの説得力があった。豊富なスタミナとしぶとい末脚で厳しい展開になっても対応できる強みがあり、今の出来をもってすれば十分に盾に手が届く。(LeZele)
  • ☆:AJCC7着→京都記念8着→阪神大賞典4着という臨戦過程は、正直買いづらいものがある。ただし、ここにきて坂路で自己ベストと、転厩を機に馬がいい方向に変わってきている雰囲気なのはLeZeleさんがご指摘の通り。万葉S勝ちは強調材料だし、阪神大賞典の負については外傷による一頓挫と出負けというエクスキューズもあり、復活あっておかしくない。データ上不利な6歳馬でも、昨年の3着馬を軽くは扱えない。(Southend)
  • ○:出遅れが響いた前走がよい煙幕、年齢と相俟ってそうは人気しそうにない。元来が地味なタイプだが、展開如何に関わらず、きっちり前目で競馬できれば勝てはせずとも崩れない。○に適した馬。不安は長距離ばかり使い詰めで、さすがに疲労の顕在化が気になる。適度に凡走しているし、追い切りからも、まだまだ馬が若そうではあるが。当日の馬体に注意。(superflat)
  • ☆:昨秋以降の成績は今ひとつに映るが、叩かれて上積みのあるタイプなので昨年の2走はよく走っているほうだし、ここ3走も距離が短かったり、出遅れた上に前残りの競馬だったりと度外視可能。今回重視している「スタミナ」と「34秒台の速い上がりの脚」をともに持っているし、最終追いで坂路自己ベストタイムを叩き出し、前走で下手打ったゲートもしっかり練習してくるなどかなりの勝負気配が漂っている。怖い1頭。(re-donald)
  • ◎:グラス産駒がいないなら、エル産駒を買うしかないじゃない。臨戦過程も天皇賞に向けて、使い込んでいながら今週は坂路で自己ベスト更新と、狙い澄ました調整ぶりは好感。京都3200はエルの庭。持続的に早い上がりも使えるし、今年のメンバーなら。(ゆた)

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