調教

栗東坂路短評 (LeZele)

  • サンバレンティン 間隔を詰めて使っているので調教での好転が望みにくい。前走後一変している感もなく、良くも悪くも普段通り。(5点)
  • アドマイヤフジ この中間は珍しくCWで一杯に追った。遡ればダイヤモンドS以来のことで、ある種の距離対策のように思うが、そのダイヤモンドSでは惨敗を喫しており、効果の程はいかばかりか。前走にしても調教課程は良く、陣営からも絶好の出来とのコメントが出た上での見せ場のない競馬。距離克服は依然として黄色信号。(6点)
  • アドマイヤメイン 馬の気分を損ねなければまだやれる余地はあり、最終追い切りは盛り上がりには欠けるけれども、その点を重視した馬本位の調整に見える。テンは計不だが、2Fから13.0-12.8-13.2と前後0.2秒の均一ラップ。若駒の頃より均一ラッパーとして評価しており、前走の敗戦を受けて鞍上が腹を括っていれば或いは。(7点)
  • トウカイトリック 最終追い切りはテンから13.5秒と意欲的な入り。中盤に速いラップを刻みながらも終いを12.8秒でまとめ、走破時計50.8秒は3年半ぶりの自己ベスト更新と渾身の追い切りを披露。過去の実績から時計が出過ぎた場合でも長距離戦に不安はなく、レースに行ってのんびりしている面もあるのでむしろ歓迎のクチ。(9点)
  • アドマイヤジュピタ 年明けから適度に間隔を空けて使っている分、中間はしっかりと乗り込める。前走は余裕残しの馬体を絞る稽古であったのに対し、この中間は1週前、最終と続けて自己ベストを更新したようにG1での勝ち負けを意識した攻めの稽古。仕上がりは申し分なし。(9点)

※調教内容を10点満点で評価。7点以上が良い部類で、8点以上は"調教的に"買い。
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